女王の教室

最初から最後まで通してみたドラマってものすごく久しぶり、大抵途中が1話とか抜けてしまうんですよね。


今日が最終回だったわけですが、全編とおして期待通りの内容でした。
まったくもってすばらしい。
最後のマヤ先生が始めて自分の感情を見せるところが印象的でした。
あとは「自分がいい先生と思ったことなど一度もない。どんな先生がいい先生なのか、いまだにわかりません」という台詞にもぐっと来ました。
金八先生の方が目的がはっきり述べられていて分かりやすいから日本人受けいい。
一方、女王の教室は目的が暗に示されていて、それを理解してない人には不快以外の何者でもなかったでしょうね。
表面的なことでしか判断できない、物事の本質を考えようとしない、そういった批判も含まれてると思います。
いじめるのが好きだから生徒に酷いことをしている、愛情を持っているからこそ生徒に厳しい態度をとる、どっちなのかは初回からはっきりしてると思いましたが、そう思ってない人があまりにも多いのにびっくりしました。
ドラマのところどころに全力で生徒のことを考えていることがでてたんですが、気づかないようで。困ったときには先生がいつもいる、って台詞一つとってもそれが分かるはずなんですが・・・



あの教育委員会の”くさいものには蓋”的な考え方と現実をしっかり教えてそれに対応する力、能力を養おうとしているマヤ先生、どちらがいいんですかね。
自分はどう考えても後者です。
でもゲーム規制で悪名高い神奈川県知事を筆頭に実際の教育委員会文部科学省は前者の方がよろしいようで・・・
問題起こらなければ責任取らなくて良いからね(邪w